英語圏の国に行ったらそこでペーパーバックを1,2冊買うのを習慣にしています。楽しい話で美しい文章なのがいいです。昔はビジネス本とか買っていましたが、あまり得るものはないと分かったので、最近はもっぱら小説か歴史、ノンフィクションです。
次の映画のタイトルになっているこの短編集。イアン・フレミングなんて読むのは何十年ぶりでしょう。実は美しい文章で映画とは全然違う楽しみ方をするのですね。たしか高校生の時に読んで「あんまり面白くないな」と読むのを止めてしまったと思います。ガキには分からない面白さなのでしょう(でも、その時初めてみたボンド・ムービーは楽しめました。たしか、オクトパシーでした)。Quantum of Solaceは実によくできた短編小説で、村上春樹、フィッツジェラルドなどに通じるリリシズムを感じました。もちょっとボキャブラリーが多ければもっと面白く読めるでしょうが、、、、、
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