「患者様」が医療を壊す、増刷決定です。楽天もアマゾンも売り切れです。ありがとうございました。bkならまだありそう。http://www.bk1.jp/product/03370002
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「患者様」が医療を壊す、増刷決定です。楽天もアマゾンも売り切れです。ありがとうございました。bkならまだありそう。http://www.bk1.jp/product/03370002
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正直、時期的にもコンディション的にも今回は優勝できなくてもしようがないな、と思っていた。ので、優勝は驚きだったし、本当に素晴らしかったと思う。岡田ジャパンに比べて選手がよりクレバーになっており、単純に走り回って後半に疲れてしまうという誤謬を侵さなかった。むしろ疲労にやられたのは前半プレッシングをがんばったオーストラリアの方だった。オーストラリアはシャープな好チーム。体の大きさとパワーばかりが注目されるが、実はそのプレスの素早さと基本的な技術(とめる、けるなど)の正確さが素晴らしい。あれだけシンプルな戦術で勝てるのも基本技術がしっかりしているから。少し前のプレミアリーグのチームを想起させる。もちろんあれではワールドカップで優勝できないが、アジアでは十分驚異になる。
しかし、日本も全然臆せずがんばった。川島、長友、本田の3人はとくに素晴らしかった。今あるリソースを十分に使い勝ちに持っていったと思う。もちろん、それは楽勝でも圧勝でもなく、ツキもあったのだが、今の日本の持ち駒では楽勝でも圧勝はありえず、ツキを呼び込まないとオーストラリアには勝てない。だから、リソースを活かしきった勝利である。
ヨーロッパでレギュラーででれる選手が増えてきており、それは日本の底力が増してきたことを意味する。奥寺の時代は「希有に通用」レベルであり、カズの時代も中田の時代も世界で通用するとは言い難かった。本田、香川、長友らは彼らよりもずっと世界のレベルで戦える選手になっている。ラモスや中田のような幼稚さもなく、人間的な成熟も見られる(ファンには申し訳ないけど、ドイツ大会の最大の敗因はジーコ監督ではなく、中田の人間的未熟さというのが僕の意見。ラモスもオフトジャパンでは事実的な出場拒否をしたり、子供っぽい振る舞いが目立った)。しかし、個の力はまだ韓国やオーストラリアにはかなわない。もっと世界で活躍する選手が増えるとよいと思う。とくに今後はDFの世界進出が重要になる。
なにはともあれ、ひいきのチームが勝つのはうれしいことだ。おめでとうございます。
投稿情報: 09:27 カテゴリー: You never walk alone: football | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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http://sankei.jp.msn.com/life/news/110129/bks11012907470003-n1.htm
編集の三辺さん自ら書評を書いてくださいました(こういうのもありなんですね)。ありがとうございました。
投稿情報: 11:26 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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とにかく面白い本があり、今は暇さえあればこの翻訳に必死に取り組んでいる。電車の中でも席さえ空けばパソコン出してかつかつ翻訳している。むかしは原書を横目にちらちら訳すので効率も悪かったし、場所も選択的だったが、今はもと原稿をPDFにして、エディターと英辞郎とブラウザーを開いておけばがんがん翻訳できるのでとても効率が良くなった。
BGMには平松大阪市長と内田樹先生の教育談議を聴いている。内田先生はめったにテレビに出演されないが、ネットTVならOKなのですね。僕は声だけ聴きながら翻訳を進めるのだけど、話が面白すぎて、ちょっとBGMにはふさわしくなかったかも。
ながら仕事が効率が良いか、という議論はよくある。たしかいつかのビジネス英語のビニエットもそうだった。これは、it dependsというところだろう。
歩いているときはiphoneでpodcastを聴く。二倍速で聴く。NEJMや日経ヴェリタスの情報はこのようにして入れる。これは「ながら」でできる。ただし、落語を聴くときは倍にしても意味がないので、通常速度で聴く。落語の目的は「情報収集」ではないからだ。絵画を鑑賞するスピードを倍にしたり、デートの時の歩行速度を倍にするようなものである。そういうのは時間効率を上げても下手な時間の使い方だ。
ジョギングするときは、シカゴのボードレビューコースを流す。これも「ながら」でできる。これも2倍速でやってみたが、頭にうまく入りにくかったので正常速度に戻している。速報性のあるNEJMなどは倍速でもいけるが、コンセプトを考えたり構築するボードレビューは、音だけだと倍速は僕には速すぎる。ただ、電車の中でシラバスを見ながらであれば倍速でもOKだ。シラバスも今はPDFでiphoneで見ている。ipadも欲しいけどもう少し我慢。
ipadが普及すれば、意味のないシラバスもどんどん減っていくだろう。ALSOの研修を受けたときは全部PDFでパソコン見ながら講習を受けた。来月の指導医講習会の資料も本当はPDFにしたいのだけど、まだ紙ベースにせざるを得ない。来年からはパソコンかipadみたいなものに統一して紙は廃止したいものだ。
料理を作ったりするときもよくどうでもよいB級映画を流す。昨夜は「私を愛したスパイ」だった。これは結構好きな映画であるが、いつも「ながら」で見ているので筋が未だに分かっていない。
格闘シーンが多いジェームズボンドムービーはちょっとよくないということで、つぎに小津安二郎の「秋刀魚の味」を流した。そしたら集中してしまって結局映画を最後まで見てしまった。小津映画は「ながら」では見れない。もちろん倍速なんかにしたら台無しだ。
秋刀魚の味は思い出深い映画で、僕が生まれて初めて見た小津映画である。しかも、それは19歳の時で、場所はイギリスであった。小津映画特集をBBC2かなにかでやっていたのだ。孤独なイギリスのホームステイ生活で、小津映画を見た僕はものすごいホームシックになったものだ。画面にある「日本」なんて全く知らないにもかかわらずである。あのときくらい自分が日本人であることに自覚的であった瞬間はかつてなかった。今もない。
小津映画は似たものが多いのでこんがらがっちゃう。このまえ内田先生に「秋刀魚の秋は、、、」と思わず間違えてしまい、即座に訂正されてしまった。麦秋や秋日和とぐちゃぐちゃにしていたのですね。
さて、もすこしがんばってごりごり翻訳しながら、内田先生のご機嫌トークを聞くことにしよう。あ、逆だった。
投稿情報: 09:42 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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昨日は、神戸大漢方セミナー。西本クリニックの西本隆先生が漢方の基本的な講義をしてくださり、その後ゲストトークが続くという趣向である。総合内科の秋田教授がオーガナイズしてくださっている。系統的に漢方を勉強する機会はこのくらいで(すみません、、)大変勉強になっている。今回は日本大学板橋病院緩和ケア室室長の木下優子先生においでいただき、緩和ケアにおける漢方診療についてお話いただいた。緩和ケアと漢方薬は親和性がとても高いと思う。とても勉強になる。そうだなあ、緩和ケアが「がん」に特化しているのがやや納得いかないけど、それはもちろん、木下先生のせいではない。特定の抗がん剤対策としての漢方薬は大変勉強になったけど(抗がん剤の副作用の知識がない身としては、二重の勉強になりました)、なんとなく複雑な気分になったのだった。漢方セミナーは毎回大盛況。皆さんもご参加あれ。
本日は、京都府立医科大学の有薗先生に寄生虫学総論と蠕虫感染症について御講義いただく。本当、基礎医学者の話って面白い。あっという間に規定の時間を超えてしまい、愉しいときを過ごしてしまった。こんな愉悦な体験を仕事にしちゃっていいのかしら。寄生虫の歴史性と地域性、中間宿主の「意味」など、大変含蓄の深いお話であった。
有薗先生の素晴らしいところは、話に適度な沈黙があることである。そして分からないところ、仮説のところは「ここは仮説である」と明示される。場合によっては「ここはほとんど妄想なんだけど」とまでおっしゃる。誠実な科学者の言葉である。
僕はなんでも「即答しちゃう」知識人がどうも信用できない。「ああそれですか、それはもう分かりきっているんですよ」「はいはい、それももう言い尽くされているんですが」と全ての問題、森羅万象に答えが見つかっている(ときどき優秀「っぽい」官僚にもこういうタイプがいる)。こういうタイプは信用できない。問題の地平線が見えている知者は口ごもるのである。
他領域のエキスパートとの邂逅は本当に愉しい。快楽としか言い様がない。他者の言葉は愉悦なのだ。
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